最近では、AIやらRPAやら「よくわからないけどすごそう(小並感」というものが巷に溢れている。読者諸君もRPAツール導入などの営業電話を受けたことも多いのではないだろうか。

 今回は、RPAと呼ばれるものがどんなことをしてくれるのか解説していこうと思う。

 

1.RPAとは。

RPA(Robotic Process Automation)とは、ロボット(コンピュータ)による作業の自動化のことである。つまるところ、「定常的に発生する作業をコンピュータで自動化してしまえば人件費節約できる」ということである。

多くのRPAツールは、事務作業をスコープとしており、Excel 入力の自動化やブラウザ操作の自動化などがメインとなっている。これは、事務作業は業務フローがほぼ決まっており、人の意思決定が介在しなくても問題がないからである。

例えば、従業員の日々の出退勤情報を給与計算ソフトに入力し、毎月の給与を計算している場合、その一連の流れをプログラミングすることで給与計算や給与明細の発行および送付まで自動化が出来てしまう。

十数人の企業でも2,3日かかる作業がほぼ0時間で完了してしまう。毎月発生する作業であることを考えると、年間で24日~36日。時給1050円として約25,000円~38,000円の節約となる。人為的ミスも無くなり属人化も無くなり、企業としてはありがたいことこの上ないだろう。

 

2.RPAの得手不得手

作業を自動化してくれるRPAではあるが、得意な作業と不得意な作業がある。何でもかんでも自動化とはいかないのである。

まず、RPAの大前提として、「判断を伴わない単純な作業」を中心としている。単純な分岐程度であればカスタマイズなどで対応が可能であるが、例外的な動きやアクシデントなど予め設定されたこと以外では動作ができない。

優れている点としては、決まった作業であれば正確に作業を遂行でき、人間による作業よりはるかに速く作業を終え、深夜や営業時間外などの時間を問わず動作が可能である点である。

人為的ミスを減らしたい、同じ作業を延々と行っている、作業量が多く人的リソースを圧迫しているなど事務作業で本領を発揮するのがRPAである。

 

3.さいごに

ここまでRPAツールの魅力について解説してきた筆者ではあるが、正直筆者はRPAツールの導入には否定的である。なぜならば、「自分でプログラミングして自動化しちゃえばいいじゃん」と思っている人間だからである。一般的なRPAツールでは手が届かない細かい部分であっても自分で組んだツールなら簡単にカスタマイズ可能である。APIの用意は必要かもしれないが、UI/UXを大げさに実装する必要もなく、スクリプト言語で数百行程度のプログラムでできてしまうであろう。そんなものに毎月それなりの金額を支払う必要性が見いだせないのである。

しかし、これはエンジニアの観点からの感想であり、エンジニア不在の企業などで毎月の定常作業に工数が割かれている場合は、すぐにでもRPAツールの導入をお勧めする。なぜなら人間は必ずミスするからである。どれだけ気を付けていても人的作業には限界があるのである。対してシステムは入力に間違いがなければほぼ100%ミスは発生しない。人為的ミスで致命的にならないためにもリスクヘッジの観点からRPAツールの導入をお勧めしたい。 さて、読者諸君は本記事を読んでどう感じただろうか。筆者としては、エンジニアの価値が高まり、技術者が増えてくれたらありがたい。

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